<釣行時の条件>
場所:下蒲刈島
天候:曇りのち雨(前3日の天気:晴晴晴)
気温:20℃くらい
潮汐:中潮
月齢:27.0日
時間:5日13時0時頃から同日7時頃
仕掛:投げサビキ、ちょい投げ
釣果情報は鮮度が命。
魚と一緒です。
今回のステージは初上陸となる下蒲刈島だ。
近隣の飲食店の釣り好きの店員から「朝はナブラが湧きますよ」と言われて、喜び勇んでの参戦となった。
結論から先に言うと、釣果はあったが不完全燃焼と言ったところだ。
以降詳しく解説する。
下蒲刈島は安芸灘とびしま海道に存在する島の一つであり、安芸灘とびしま海道は広島観光ナビによると「瀬戸内海に浮かぶ島々を、庭園をわたる飛石(とびいし)にたとえて名付けられた」海道だそうだ。
おすすめは下蒲刈島「三之瀬地区」や伝統的な建造物が残る大崎下島「御手洗地区」だそうだが、今回の目的は釣りなので寄り道せず釣り場を目指した。
下蒲刈島に渡るためには、安芸灘大橋を渡る必要があり、通行料金が必要だ。
この橋はETCが利用できないため、現金でチケットを購入する必要がある。
広島県道路公社によると、V7 Stoneちゃん(つまり大型自動二輪)の通行料金は560円だ。
回数券にしても大して安くはならない。
一番先の大崎下島まで行くならともかく、今回私は下蒲刈島に行くだけなのに往復1120円もかかるのはげんなりする。
せめて1000円にして欲しい。
島内で1000円以上の買い物または食事をすれば帰りのチケットがもらえるそうだが、今回は深夜から早朝にかけての釣りなのでこのような手法は使えない。
私はケチなので必死に調べた。
結果以下の画像のようになった。
“往復”600円。
片道300円の計算となる。
この回数券は釣り具屋「かめや」で購入することができる。
先ほどの回数券をバラ売りにすることで、この値段で販売することが可能になっているそうだ。
釣りに興味がないライダーもこの仕組みを覚えておいて損はないだろう。
とびしま海道に行くならかめやに寄るべし、と。
浮いた400円でお土産を買うこともできる。
さて、このかめやという店がなかなか厄介で、私はここに立ち寄ると1時間くらい平気で店から出てこなくなってしまう。
釣りを始めてから早半年、私はお店で仕掛けや道具を見ているだけでワクワクするような立派な釣りバカに育った。
平日はお店で妄想を膨らませ、週末に実行し、間違いがあればチェックし、次のアクションにつなげる。
立派なPDCAサイクルじゃないか。
仕事じゃできないくせに。
尚、道具は全てかめやで調達するため、世間では養分と呼ばれているお客だ。
この日も20時頃に1店目のかめやで道具を買いそろえたのに、2店目のかめやで捕まってしまった。
我ながら誘惑に弱い人間だと思う。
目を閉じると、かめやのテーマソングが聞こえてくる。
「天気の~いい日は~なんてたって釣りさ~ わくわく どきどき~ たのしーいーじーかんー♪」
寄り道を繰り返していたら、島に着いたのは結局23時頃だった。
有料の橋を渡って釣りに来る人などそうそういないだろうと思ったら、一つ目の港から釣り場を選ぶレベルで人がいた。
釣り人の一人に話しかけてみると、まだチビメバルしか釣れていないようだ。
良い港だが、直感で「ここじゃない感」を感じたので次の港に移動した。
ただここも海が静かすぎた。
本当はこの港で少し竿を出して撤収するつもりだったが、その気になれなかった。
ここまでくると次の候補は島の反対側の港しかない。
少し面倒だったが、島の反対側まで4km程度とのことだったので移動した。
途中、道沿いの海で竿を出している人を何人も見かけた。
なるほど、海がとても近いとそういうこともできるのだなと納得した。
ところどころに車を海沿いに停めることのできる十分なスペースがあった。
大変きれいに整備された港だ。
こういうところで釣りがしたい。
そう思ったが、エギングをしている方から全く釣れていないことを聞き、悩んだ挙句撤退することにした。
この港はタチウオが有名だそうなので、秋に来ることにしよう。
迷った挙句、結局この港で竿を出すことにした。
潮通しが良さそうだったからだ。
釣り禁止の看板があるところは可能な限り避けたが、禁止区域がよくわからない港だったので控えめに釣りをすることにした。
きれいにきれいにっとね。
釣果は以下の通りだ。
釣果:
カサゴ1、メバル1
全てちょい投げでの釣果だ。
どちらも17cm程度であった。
釣れた時は大きく感じたんだけどなぁ。
今回はリリースが正解だったな。
1投目の竿を垂らした瞬間にあたりがあり、まずカサゴをゲットした。
その30分後くらいにメバルゲットとなり、その後朝まで動きはなかった。
この港、潮が動くとかなり潮の流れが速くなる。
こんな釣り場は今までに経験したことがない。
着水したそばからおもりがどんどん流されていった。
こんなことでは釣りにならない。
もっと重いおもりが必要だと感じた。
釣果が伸びそうになかったので、満潮と同時に納竿した。
本当はアジを釣りたかったのだけれど、倉橋周辺と同じくまだ時期ではなさそうだ。
早くアジを確実に仕留められるようなスキルを磨いて、泳がせ釣りデビューをしたい。
帰りの朝、最初の港に立ち寄ってみた。
港内でシーバスを少なくとも4匹見かけた。
これじゃアジは怖がって港内に入ってこないよなぁ。
こんばんは、いや、釣果レポート、楽しく拝見しています。広島にいながら釣りをしない(なんともったいないことか!ですが)自分より詳しくなっていますね-、(^o^) 島巡りも一緒にできて一石二鳥!
GENさん
こんばんは
正直釣りやらない人にとっては何のこっちゃな釣果レポートだなと思いながら書いているので、感想もらえて嬉しいです(^^)
島巡りは独特な雰囲気が感じ取れてバイクだと特に楽しいですね~
来週か再来週にフェリーで離島へ行く予定を立てています(アジ狙いです笑