カゴ釣りに使うカゴの重さ比較

投稿者:ishikuro

シーズン中なので必然的に釣りの話が多くなる。
最近の釣果は小物ばかりだが、大物を釣るための準備を怠ってはいけないのだ(自戒)。

さて、キッチン用の小型のスケールを購入した。

今までこういうものが家になかったので、面白くていろいろ量っているのだ。
小数点以下は0.5g刻みだけれど、釣り用なら十分だろう。

いろいろ量った結果は下表の通りだ。

メーカー 名称 重さの表記 実際の重さ gを号に変換
第一精工 Wキャップカゴ 40-M 34g 33 g 8.8
第一精工 Wキャップカゴ 45-M 34g 34.5 g 9.2
ダイワ ジェットカゴ遠投Ⅱ S 10号 75 g 20.0
ダイワ ジェットカゴ遠投Ⅱ M 10号 80.5 g 21.5
海幸漁具 アッパーロケット 10号 56 g 14.9
海幸漁具 アッパーロケットミニ 10号 52.5 g 14.0
カゴ釣り研究会 HEK-10SS 10号 78 g 20.8
カゴ釣り研究会 HEK-10MS 10号 80 g 21.3
カゴ釣り研究会 HEK-13MM 12号 86 g 22.9

1号は3.75gとして計算した。
他のwebサイトで述べられている通り、ジェットタイプのカゴは表記よりも実際の重さがかなり重いことが分かる。
ジェットカゴは、水中で10号程度の負荷となるよう設計されているため、実際の重さはこのようになるんだそうだ。
これらに加えて、天秤やシモリ玉、ウキの重さが加わる。
竿にかかる負担はカゴ+10gと言ったところだろうか。

現在私は宇崎日新のN’s遠投という竿の4号を使っている。
メーカーHPによるとこの竿は12号まで投げることができるとある。
12号はgに換算すると45gなので、この表のカゴでは第一精工のWキャップカゴしか投げることができなくなってしまう。
その他の負荷のことを考えると、投げることのできるカゴはなくなってしまう。
このことはこの記事でも書いたが、気になって仕方ない。
新しい竿の購入にも関わることなので、宇崎日新に電話をして確認した。

私が次に購入を予定している竿はINGRAM 遠投/両軸の3号なので、この竿の耐久性について質問してみた。
やり取りとしては以下のような感じだ。
(ishikuro)Q. INGRAM 遠投/両軸3号は錘負荷5〜10号となっているが、10号にもいろいろある。実際何gまでOKとかのデータはあるのか。
(開発担当っぽい男性)A. INGRAM 遠投/両軸3号は、錘負荷7〜8号でちょうど良くなるように開発している。ジェットカゴも10号まで投げることはできるが、竿の様子を見て慎重に扱ってほしい。

実際、N’s遠投でもダイワのジェットカゴをぶん投げていたので、竿はかなり余裕をもって設計されているようだ。
INGRAM 遠投/両軸 3号は、アッパーロケットミニ 10号から恐る恐る投げ始めようと思っている。

そうそう、籠師会の師匠曰く「中でシャフトが折れるタイプのカゴはブレや絡みに弱く飛距離も伸びません。」とのアドバイスをもらっている。
ダイワのジェットカゴは使うのをやめて、海幸漁具のアッパーロケットを使って投げ練習に励もうと思う。
こういう大事なことは記事の最後にさらっと書いておく。

※2019年11月10日追記
カゴ釣り研究会のHEK-10SSとHEK-10MSをバンバン投げているが、今のところ竿は折れそうにない。
やはり遠投カゴ釣り用の竿は遠投カゴが投げられるように設計されていると解釈するべきなのだろうか。
ishikuro

※2019年11月10日追記
表中のカゴ釣り研究会のカゴの型番について
私はこのページで紹介している自作天秤を使いたいがためにHEK-11SSとHEK-11MSをベースにカゴを特注しています。
そのため表中の型番は竿錘負荷10号で特注した際の特注型番となっています。
そのうちishikuroオリジナルモデルとしてお店に伝えたらできるような未来を目指していますが、いつになるかわかりません。
要望が多ければ積極的に動こうと思います。
ishikuro

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