20190812の釣果―ついに大物をゲット!島根の沖堤防で37cmの真鯛!―

投稿者:ishikuro

お盆の前半、私は島根県にいた。
瀬戸内海ではどうやらブリが釣れていた様だが、私は最も大物が釣れる可能性が高いであろう島根県浜田港に向かった。
今回はもちろん沖堤防だ。
釣果はTwitterに掲載した通りだけど、遠投カゴ釣りに関連する項目なので記事にした。
ではいつものやつからどうぞ。

<釣行時の条件>
場所:浜田港 沖堤防(西沖)
天候:曇り(前3日の天気:曇曇曇)
気温:37℃くらい
水温:測っていないため不明。
潮汐:中潮(満潮10:25)
時間:12日6時頃から12時頃
仕掛:両軸遠投カゴ
釣果:タイ4、ベラ1、ムツ1、その他雑魚はリリース

今回は気合を入れて始発の渡し船に乗船するため、深夜に広島を出発しJR浜田駅付近のネットカフェ「自遊空間 島根浜田店」で仮眠をとった。
クルマと違い、休憩をするためにお店などの施設を利用しなければいけないのはバイク釣行の辛いところだ。
浜田港周辺には船宿しかないため、その他の宿泊手段はJR浜田駅付近のネットカフェやカラオケ屋に限られる。

最近少し浜田港に詳しくなった私は、ここで得意げに説明をする。
浜田港には沖堤防がいくつかあるが、代表的な堤防は伍八、シャックリ、西沖の3つだ。
それらは以下の画像の位置にある。

それぞれの堤防の特徴をざっと説明する。
最も釣れる堤防は伍八だが、釣り座の競争率が高く人も多いため私は好きではない。堤防というより構造物なので、日陰もある。釣り座によってはキャストのためのテイクバックが十分にできない場所もある。
シャックリは伍八の次に候補に入るが、海面からの距離が3つの堤防のうち最も遠い。タモは7mのものが必要だし、外側が高くなっているタイプの堤防なので釣り座が狭くて高くて危険である。釣り座に入るには渡し船にあるハシゴを活用する。釣りづらそうだったので私はこの堤防に行ったことはない。西沖から眺める程度だ。
西沖はただのコンクリートの塊だ。日よけも何もあったものではない。最も広いのでかなりの人数を収容できる。のんびり釣りをするならここで決まりだ。

今回も人が少なければ伍八にしようかと思ったけど、案の定満員とのことだったので行き先を西沖に変更した。
西沖に着くともう人がいる。ここに来るのは2回目だ。どちらかというと南側の方が良いとのことだが、この時点でその情報を知らなかった私はシャックリに近い端の方の釣り座を確保した。

朝マズメだが、ウキは全く沈まない。手前と水面付近は小物ばかりだったが、せっせとエサを詰めてカゴを投げ続けた。
今回の釣行からエサにオキアミ”ボイル”を使用している。
エサ持ちを良くし、潮に同調させやすくするためだ。

しばらくシャックリ方面に仕掛けを投げ続けていたら、潮によって仕掛けが北方向に流されることに気づいた。
若干分かりにくいが、この日の潮の流れは以下の図の様だった。

赤丸の部分が潮目のできていた部分で、赤矢印の向きに潮が流れていた。
シャックリの内側に潮目ができていたのは、堤防に当たった潮が複雑な動きをして回り込むような動きをしていたからと考えている。

物は試しとシャックリの内側に仕掛けを投げ込んでみると、アタリがあった。
ググっと引き寄せ、タイを釣ることができた。
これで新しい竿、イングラムとアブガルシアのリールには入魂完了だ。
気を良くしてもう一投すると少し小さいがまたタイが釣れた。
なるほど、潮目には魚が集まるのだな。

その後反応のない時間が続き、ふと西沖の後ろを見てみるとこちらにも潮目ができていた。
ここに仕掛けを投げ込んでみよう。
この時既に11時であり、猛暑により既に体力は限界であった。風は吹いたりやんだりしていたが、暑さを忘れさせてくれる程度の心地よい風が吹いていた。意識は少し朦朧として夢心地だ。

あれっ、今ウキ沈んだよな?
サングラスを忘れていたのと逆行なのとで良く見えない。
うん、海面にウキはない。ウキが沈むほど強い風も吹いていない。よし、これは合わせだ!合わせてみよう!
糸ふけを取って、せーので思い切り竿を振り上げた。重い。根がかりじゃないのかこれ。
イングラムは3号かつ柔らかい竿なので、獲物のサイズ以上に竿が良く曲がる。
嫌な予感がする。タイ特有のゴンゴンッという引きもない。
なんだ…これは…
獲物がかかっていると信じてリールを巻いていく。大丈夫だ。この日のためにリールはちゃんとメンテした。万全の体制のはずだ。
魚影が見えた。よし。真鯛王(針)は口横のカンヌキにかかっていれば強引に巻き上げたとしても問題はない。
あとはタモで無事獲物をすくえるかだ。。が、タモが必要な獲物を釣ったことはない。どうする。

とこんな感じで奮闘していたら、近くの釣り座で釣りをしていた人がタモをもって駆けつけてくれた。
間一髪だ。

釣れました。

37cmの立派なマダイだ。
おまけで塩焼きサイズのタイもいる。こいつがいるから余計重たかったんだな。
釣った後はしばらく震えが止まらなかった。
こんなに大きな魚を堤防で釣ったのは初めてだ。
ウキが沈んでから戦っている間、あんなにも必死だったことはここ最近ない。
両軸遠投カゴ釣りで初めて獲物を捕らえた瞬間だ。
前回西沖でタイを釣った時も相当うれしかったが、今回の喜びはその比ではない。
感動と興奮で頭がどうにかなりそうだ。

本当はヒラマサを釣りに来たけど、今日は十分だ。
万一ヒラマサが釣れてしまったら今後の釣りをどう楽しんでいいかわからなくなる。
取り込みを手伝ってもらった釣り人に感謝しつつ、私は12時に堤防を後にした。

あまりにもうれしくて家でタイを再計測した。

うん。ちゃんと35cmは超えている。もう少しで40cmだったが、それは今後の課題だ。
今回の釣行ではクーラーボックスも強化し、氷とペットボトル氷を多用して魚の保存温度が低くなるように努めたため、魚の保存状態がすこぶる良かった。
この方法については後日記事を書く。
タイは刺身と塩焼きにしておいしくいただいた。
自分で釣った最高の獲物の味は格別だ。

さぁ!次はヒラマサだ!!

にほんブログ村に参加しています。
にほんブログ村 バイクブログへ にほんブログ村 バイクブログ バイクライフへ
にほんブログ村 バイクブログ モトグッツィへ ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 釣りブログ 中国地方釣行記へ にほんブログ村 旅行ブログ 海外一人旅へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です