Waialuaのサトウキビ工場跡地のショッピングモールに向かった私は、「どうせたいしたもんなんてないんでしょ」と思っていた。
ここはオアフ島のほとんど北端で、道を走っていても何か目を引くものがあるかと言われればそうでもない。
この辺りではもうただただ「島を一周する」という目的意識しか残っていなかった。
さて、ルートはこちら
近っ
目的地に到着すると、予想とは裏腹になにやら怪しげな雰囲気が漂う。
いいねぇ。
いい感じだ。
店内にも人はほとんどいない。
マツモトシェイブアイスの行列が嘘のようだ。
少しうろうろしていると、このWaialuaと言う地域ではここでしか手に入らないコーヒーがあるという。
コーヒーを袋詰めしていたおばちゃんが、親切にも工場を案内してくれた。
ハワイで有名なコーヒー豆のブランド”コナ”は…詳しく書こうと思ったら資料が山のように出てきてしまった。
コーヒーの世界は奥が深い。
おばちゃんの言っていたことだけを簡単にまとめると、
普通はコーヒーの実が赤くなったころ収穫するが、ここWaialuaでは黒くなった段階(もっと熟した段階)で収穫するんだそうだ。
で、普通は水洗処理方式(ウォッシュド)で処理をするが、ここでは下の画像のように天日干し(ナチュラル)で処理をするそうだ。
水で洗わない分、風味も出やすいそうで、試飲してみるとなるほど確かに違いがわかる気がする。
気に入ったので、お土産用と自分用に大量に購入した。
生産量も少ないので、ここでしか絶対に買えないと思っていたら…パッケージ違いだけどあったよ
世界は狭くなったもんだ。
※理由は不明ですが、例示していた商品がなくなっていたためリンクを削除しました。
2019.05.03 ishikuro
近くの建物では石鹸などを売っている。
総合的に考えて、この施設は大変私好みで気に入った。
寂れてて人もまばらだし、風情があって手に入りにくいレアアイテムがある。
見るものの少ない北部地域ではお勧めだ。
ここからは、Waikikiへと一目散に帰った。
パイナップル農園を見学している時間はなく、残念に思っている。
17時を過ぎると道路がかなり渋滞するので、できるだけ早い時間帯にwaikikiに到着するようにとのことだったが、結局渋滞に巻き込まれ、バイクを返却したのは時間ギリギリだった。
後で調べたら24hレンタルと言うプランもあったみたい。
こちらにして北部で夕陽を見ればよかった。
総走行距離は124マイル=約200kmだ。
日中使ってハワイを一周するにはちょっと駆け足で、ドタバタするプランだけど、旅行先で1日使った特別な体験としてはとてもいいプランだと思う。
現に私は、南国のリゾートを好きな車種でツーリングすることができて大変満足している。
見える景色、とか受ける風が何もかも日本と違う気がした。
ちょっとツーリングしただけで大げさなのかもしれないけど、それだけ海外でのツーリングが面白いということも学んだ。
これからは機会さえあれば海外旅行中にバイクをレンタルしていきたいと思っているくらいだ。
そして、この後は新郎とウルフギャングパックにステーキを食べに出かけた。
ハワイの夜はゆっくりと深まっていった。