2018北京 その2 ~まず携帯電話を契約し、銀行口座開設に備えた件~

投稿者:ishikuro

その1でくたくたになりながらもホテルにたどり着くことができた。
このホテルは駅からも遠いし、あまりいい立地とは言えないな。
女性旅行者やカップルが利用しているあたり治安はいい宿なんだろう。
さて、本日は丸一日使える。
中国の銀行口座開設のためには中国の携帯電話番号が必要とのことだったので、気合を入れてsimカードを契約しに行った。
中国には以下の三つの携帯電話キャリアがある。
China Mobile
China Unicom
China Telecom

China Mobileが最大手とのことだが、各所の情報から契約するキャリアはChina unicomに決め打ちとした。

最初に目を付けたのはこのお店。
宿から近く、端末販売も手掛けているようだ。
つい最近日本に進出したOPPOのロゴが眩しい。
ただ今までの雰囲気からきっと英語通じないよなぁとの考えがよぎる。

パッと見て店員のやる気がなさそうだったので次の店を目指す。
次はここだ。
いかにも総本山と言った雰囲気で期待できる。

写真を撮っていないが、店内は外観に期待しすぎたせいかショボく感じた。
受付のお兄さんは少し英語が話せる人だった。
いける。これはいけるぞ。
番号札をもらい、順番を待つ。
待っている間に中国のsim契約についての情報収集だ。
どうやら契約によって中国全土で使用可能なタイプと省内で使用できるタイプのsimに分かれるようだ。
次回の訪中に備えて中国全土で使用可能なタイプと迷ったが、私は今回北京にしか滞在しないし安くsimを調達したかったので省内で使用できるタイプのsimを選ぶことにした。

情報収集の結果、画像右側の「4G 5元卡」と書いてあるsimを契約することにした。
このsimは月々5元で維持することができ、省内で50MBの4Gデータ通信が可能だ。
50MBと聞くと少ないかもしれないが、後述するアプリによってデータ量を格安チャージできるので問題はない。

順番が回ってきたのでカウンターへ。
身分証明書はパスポートのみでOKだった。情報通りだ。
サインをしてsimを受け取って手続きは終了。
10分もかからなかった。
お値段は50元だった。

このsimをXperiaXZ(ソフトバンク版601SO)に突っ込んでAPN設定をする。
APN:uninet
以外は特に設定はいらない。
これで4Gにつながる。

アプリは次のページからダウンロードする。
http://m.client.10010.com/mobileService/wap/upload/khd.jsp
キャリアサービスなのにapkファイルからのインストールとか怪しさ満点だ。

インストールして起動すると登録を行うことで、次の画面になる。
登録時のIDは電話番号、初期パスワードは電話番号の下6桁だ。
登録作業が面倒であればsmsで認証を行っても良い。

データチャージを意味する「充流量」ボタンを押すと次のようにプランが選べる。
データ使用日時がその日ごとや月ごとなど選べるようになっている。

とりあえず1GB/1日を選択してみた。

よーし1GBゲット。
ちょろいもんですな。

もちろん電話も掛けられる。
維持費は月々5元だし、アプリからチャージできるし楽勝だ。

とここまでは良かったのだが、日本国内でこの記事を作成している途中にsimの動作確認を行ったところ、XperiaXZとiphone8で電波をつかむことができなかった。
もしかしたら使用停止になっているのかもしれない。
おまけに私の契約したsimの初期パスワードが下6桁ではなかったため、日本からでは会員画面に到達できなくなってしまった。
パスポートの下6桁などいろいろ試したがどうも難しいようだ。
サポートは期待できなさそうだし、このままだと残念だけど解約か破棄だなぁ。*2

日本オペレーションなんてものを見つけたので、もう少し粘るつもり。
http://www.chinaunicom.co.jp/contact-us/

異国での通信契約は難しいことを思い知った。
ともあれ、旅の最中はこのsimで問題なく通信ができた。*1
中国の電話番号をゲットした私は、喜び勇んで銀行へと向かったのだった。

その3に続く


*1 投稿内容について追記
「問題なく通信ができた」との記載があるが、通信のクオリティには問題がなかっただけで当然グレートファイヤーウォールの影響を受けGoogleやLINEなどのサービスは使えない。
日本国内と同じように通信をするためにはVPN接続が必要になる。
VPNについての詳しい説明は割愛するが、利用を検討しているならおすすめはExpressVPNだ。
月々1500円ほどだが、速度と匿名性に優れている。

私はこちらの記事で購入したNASを使って実家にVPNサーバーを構築しているので、スマートフォンから実家のVPNサーバーに接続した上で通信を行っていた。

VPN接続が手間だと思う人は素直に国内でローミングのできるsimを調達して持っていくことをお勧めする。
2018.05.03 ishikuro

*2 20200603投稿内容について追記
2020年06月現在、このsimはまだ使用可能です。
2019年にアカウントにwechatpay経由で300元くらいつっこんだので、あと4年くらいは使えそう。
HUAWEI mate 10 proで電波をつかむことができているし、アプリやマイページにログインもできる。
そしてマイページを眺めていたら、登録されている私の公的情報に間違っている部分があることに気づいた。
地味にヤバい。また中国に行ったら修正だな。
しっかりしてよお店のお兄さん…
ishikuro

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