母が入院したり愛犬が入院したりしたので、実家のある神奈川県に急遽帰省をすることになった。
その際帰りにどうしても大阪による必要があり、この場合の交通費の節約について調べて実行した記録を書き残すことにする。
今回の行程は全て新幹線での移動だった。
母と愛犬の見舞いが最優先だったので、まず広島~新横浜間の移動をし、帰りに新横浜~新大阪と新大阪~広島という移動の方法をとった。
普段往復に使用するだけだとあまり意識しないが、新幹線の料金は乗車券+特急券という構成になっておりこれらは別々に購入することができる。
では、実際に行った方法を下記に記す。
まず購入したのは、広島~新横浜間の往復乗車券だ。
乗車券には営業距離によって細かいルールが設定されている。
詳しい解説は省くが、今回の乗車券は12日間有効なようだ。
次に広島~新横浜間の特急券を購入する。
値段は6380円と出ている。
これで、広島から新横浜に新幹線で向かうことができる。
実家で用事が済んだら、次は大阪に向かう。
往復の乗車券は購入しているので、新横浜~新大阪間の新幹線に乗車するための特急券を購入する。
値段は4870円だ。
大阪での用が済んだら、新大阪~広島間の新幹線に乗車するための特急券を購入する。
こちらの値段は4090円だ。
これらを合計すると
20400+6380+4870+4090=35740円
となる。
私はEX-ICを使っているので、実際はもう少し値引きされた金額となった。
どれだけ安くなったのかを実感するために、全ての区間を乗車券+特急券でそのまま買った場合の試算をしてみた。
広島~新横浜間の料金は
乗車券11340円+特急料金6380円=17720円
新横浜~新大阪間は
乗車券8420円+特急料金4870円=13290円
新大阪~広島間は
乗車券5620円+特急料金4090円=9710円
合計で
17720+13290+9710=40720円かかるので、5000円近く節約することができた計算になる。
これは余談だが、広島~新横浜間の新幹線に乗車している際、滋賀県で信号故障が起こり、新幹線が5時間半遅延した。
新幹線は2時間以上遅延した場合、特急料金が払い戻しとなる。
愛犬が危篤だったため、かなりイライラさせられることになったが、広島~新横浜間の特急料金6380円が払い戻しとなった。
あまりうれしくはない。
新幹線が在来線の終電時間を超えて遅延となった場合、途中停車駅の名古屋等に「休憩車」と言う車両が用意されることがある。
早く目的地に着きたかったので使用することはなかったが、車両にそのまま乗っていても新横浜の始発列車に乗ることができたし、何のために用意された車両なのかわからない。
乗車していた新幹線車内の電気は一晩中煌々とついていたので眩しくて寝られやしなかった。
新幹線は遅れないに越したことはない。
散々な目にあったが、今回の途中下車の方法を試すことができて良かった。
応用が利きそうな方法なので、国内で鉄道を利用する際はルールを積極的に活用していきたい。