この記事に書いた通り、私はNolanと言うメーカーのN43Eと言うヘルメットを使っている。
この度、このシステムのファームウェアアップデートに伴い新機能を発見したので書き残しておくことにする。
まず、どのPCで行ってもうまくいかなかったファームウェアアップデートだが、メインマシンがSURFACE pro 4になり、試してみたところすんなりうまくいった。
公式サイトのレイアウトも変わって、n-comソフトウェアのバージョンも上がっているから、何か修正があったんだろう。
http://www.n-com.it/en/n-com-wizard
私のOSはWindows10なので、ここに記載の通り手順を行えばアップデート完了となる。
チュートリアルがビデオとpdfで用意されている点も良い。
Windows10でセーフモードを起動させるやり方がわからずつまりそうになったが、ググればすぐ出てくるので割愛。
最後の方でデバイスエラーが出るけど、ちゃんと動くし、ファームウェアバージョンもあっているので気にしないことにする。
さて、バージョンが上がったことで機能の変更があったらしい。
FW VERSION 4.05ではどうなったかが英語でpdfに書いてある。
後々見返すのに英語だと面倒くさいので日本語にしておく。
意訳多々あり
BLUETOOTHでA2DP接続する場合の操作方法
- 接続時
オンにしたら自動でつながるよ。ちょっとまってみてね。 - 再生時
△ボタン2秒押し - ポーズ(一時停止)
音楽再生中に△ボタン2秒押し - 次の曲(次のトラックへ(スキップ機能))
音楽再生中に△ボタン4秒押し - 停止(新しく追加された機能っぽい、もしくは私が試さなかった動き)
▽ボタンを2秒押し、接続ごと切れる
ミュージックプレーヤーをケーブルで接続
ヘルメットかBT3のキットを買ったときにオーディオケーブルがついてきた。
どう接続しても使えなかったので、ほったらかしにしていたのだがようやく日の目を見るようだ。
- ケーブルを有効にする
△2秒押し - ケーブルを無効にする
▽2秒押し
あの…普通に考えるとケーブルって繋いだら使うってことじゃないんですかね。
ケーブルを接続してからこんな動きはしない。
早速試してみる。
iPad mini 4でもXperia X performanceでも、”ケーブルをヘルメットに接続してからアクティブ”にすると音楽(というか音声全般)を聴くことが出来た。
そこで考えた。
「ケーブルで接続して音楽流しながら、スマホナビの音声聞こえたら負荷分散できていいな」
経路案内と言うただでさえ端末に負担のかかる作業に加え、楽曲再生、通話をすると電池がもりもり減っていく。
おかげでスマートフォンの調子が悪くなるのが早く、1年ごとに買い替えるような状態に陥っていた(半分趣味、主にバッテリーが原因
スマートフォンは電池がなければただの文鎮だ。
モバイルバッテリーをいくつか用意もしたが、冬場電熱ウェアを使うとなるとバッテリーを3~4個持ち歩くことになる。
こんなの現実的じゃないし、せっかく他の部分を削って軽量化した荷物が台無しだ。
iPadはもともとはツーリング専用端末として導入したくらいだ。
通話ができないためソロツーリング専用機と化したが、活用するときが来たようだ。
でもまぁ一つのスピーカーから二つのソースの音源を同時に出力させるなんてな、まぁ無理だよなと考えていた。
図が汚くて申し訳ない。
この画像が何をしているのかと言うと
- スマートフォンにオーディオケーブルを接続しながら音楽を再生
- iPadをBluetoothでn-comに接続し、経路案内
なんと…素晴らしい。
音楽を聴きつつ、経路案内が出来ている。
この逆(iPadをケーブルでつなぎ、スマートフォンをBluetoothでつなぐ)でも同様の動作が可能なことを確認した。
これで、iPadには経路案内を担当してもらい、スマートフォンはBGMと会話に専念させることが出来る。
ナビ音声が小さすぎて音楽で聞こえないということがなくなるのだ。
この状態でBluetoothマイクの録音はできるかなと思ったけど、それはさすがに無理だった。
ちなみにBluetooth接続のマイク音声の録音には↓のアプリを使っている。
シンプルで扱いやすい。
そして作ったgoogleplayロゴが無駄にでかい。
と、ここまで書いてきた所でいろいろ調べてみると、このケーブル端子がついているのは私のBT3が最後で、B3,B5からはUSB端子になって外部入力が格段に楽になっているのね。
せっかくトランシーバーとか繋ごうと思ったのに。
あぁN85とB5のセットが欲しいなぁ